カイセ工業

KAISEロゴ

CORPORATE

企業情報

会長挨拶

貝瀬緑

カイセ工業は、1961年に故貝瀬収三が、川崎市で創業し、「感謝、信頼、前進」を掲げ、以来、粛々とパイプに関わる製造活動を続けてまいりました。

その後、新潟、静岡、埼玉に工場を展開し、主にエアコン、給湯器に関わるパイプ部品をメインに製造してまいりましたが、2001年には、東洋のデトロイトと言われていたタイに、車両業界の仕事にも参入したいという意図もあり法人を立ち上げました。

創業者の「海外に工場を出したいなら、顧客に付いて出すのではなく、全てゼロからスタートする事!」という厳命もあり、工場立ち上げから営業活動を開始いたしました。ところが待ち構えていたように、同時多発テロ、タイ大規模デモや洪水、日本2工場閉鎖、新潟地方の大雪、中越地震と次々に多くの災害に見舞われ続けましたが、常に各拠点の従業員が、強い結束力と協力体制を発揮した事により、全て乗り越えてくることができました。

この時、多くの試練を乗り越えれば乗り越えるほど、人も企業も強くなっていくのかも知れないと痛感いたしました。

海外はゼロスタートという創業者の言葉を重んじ、顧客ゼロのベトナムにも2011年に進出いたしましたが、現在、日本やタイとは全く異なる業界の仕事を手掛けております。

3拠点がそれぞれ異業界の仕事をしているという事で顧客数が増えたことにより、多くの情報を得られ、更に様々なアイデアや新技術を構築することができ、企業としてはさらなる強みを得たと思っております。

今後、EV化のみならず、環境の変化は、今までの速度ではなく、凄まじい速度となっていくと思われますが、2023年1月1日より、若い3代目社長が陣頭指揮を執り、次世代の社員と共に、環境の変化を敏感に察知し、対応していく事と思い今から楽しみです。

今後とも変わらぬご支援をおねがいいたします。

代表取締役会長 貝瀬 緑 

社長挨拶

弊社のホームページを閲覧していただき、誠に有難うございます。

「皆様あってのカイセ工業です。」
カイセ工業は1961年の創業以来、お客様はじめ、
材料メーカー様、機械メーカー様、各事業所近隣の自治体の皆様、OB、OGの皆様、ライバルメーカーの皆様、などなど
本当に多くの方々に助けていただき、仲良くしていただき、会社を永続できております。
皆様の御指導と御愛顧、御協力に心より感謝しております。

「お客様の御要望に向き合い前進する。」
1951年に創業者貝瀬収三が貝瀬春二、貝瀬チユノと3人で始めた「切削屋/貝瀬製作所」は幾多の危機を乗り越えて、70年超を経た現在、
沢山の国の多くの従業員さんが働いてくれる「パイプのカイセ工業」に成りました。
タイやベトナムでも現地のお客様に御愛顧いただける少しだけグローバルな会社に成長することができました。
また、3工場合計で約100社様にお取引を頂き、お客様の数も中小企業としては非常に多く、本当に有難いことと思っております。

ひとえに、お客様の常日頃の御指導/御鞭撻と御愛顧、
多くの失敗や挫折を経験しながらも、
社員一丸となりハードな商件や難易度の高いパイプ形状、独創的な工法に対する挑戦を継続した結果だと思っております。

挑戦の副次的な効果として、
パイプ屋では珍しいといわれている金型の内製化を実現しております。
また、扱い材料、パイプ端末形状の多さでは世界でも有数な会社なんじゃないかな。と秘かに誇っていますし、
金属パイプの冷間塑性加工技術では日本有数の会社であると秘かに自負しております。

本当に稀な事ですが、培った技術や武器で芯の食った御提案をお持ちし、お客様に褒めていただき、採用していただき、
紆余曲折多々のトラブルを解消しながら立ち上げさせていただき、そのパイプが組み込まれた製品が世に出る姿を拝見させていただける時は、
涙が出るほど感動しますし、その製品が企画台数以上にヒットしていただければ、誠に有難いことで、
その喜びをカイセの皆で分かち合うことが出来れば無上の幸せです。

「先人の思いを大切に。」
それでも、まだまだ自分たちは本当に雑草のような会社で、粗暴な根性論も多く、
立派なマネージメントができているとはいい難い会社です。
日頃、頑張って凡ミスの無い様に努力をしますが、時にご満足いただけないパフォーマンスがあるかもしれません。
頑張って流行に乗りたいと思ってますが、悪い意味で、まだまだアナログ、泥臭いところも多くある会社です。
自分たちが至高のパイプ屋だ!とは口が裂けても言えませんし、
分野や見方によってはカイセが最下位のパイプ屋かもしれません笑。
寧ろ世界中の中小企業の中で最下位な分野があるかもしれません。
そんなカイセですが、弊社を選んでくださる御客様、カイセにものやサービスを売っていただける皆様、カイセで就業していただける皆様に対して、
感謝し、皆様に恥ずかしくない会社に成長したいと強く思っております。
勿論、今までカイセに関わってくれた皆様が作ってくれた道を誇りに思い、その轍を大切に歩みたいと思います。

創業者に定めていただきました、社訓「感謝、信頼、前進」を胸に刻み、
二代目が掲げた経営スローガン「SMALL BUT STRONG(小さくとも強く)」をカイセ工業一丸となり実践してまいります。

「永続する事が皆様へのご奉公。」
この数年は日本と世界の製造業にとって、未曽有の変革期だと認識しております。
不安や怖さもありますが、小さな会社なりに頑張って背伸びし、時流を感じ、
町田市、魚沼市、チョンブリ県、ロンアン省で会社を営ませて頂いている事に感謝し、
地域の皆様に応援していただける会社。長く、安心信頼して就業していただける会社を目指します。
会社を永続させる術を熟考し、実行していきます。
そのために、
より一層お客様に喜んでいただける製品を提案/製造し、
より一層地球と人間に優しい製造方法を作り上げていけるようこれからも鋭意努力をいたします。

皆様の変わらぬ御指導御鞭撻と御支援の程、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 貝瀬 龍馬