トピックス
タイ 第三工場完成
2020年2月に鍬入れ(2月のトピックス:地鎮祭参照)を行ったタイの第三工場が10月に竣工を迎えた。
弊社では風水を見ながら工場設計を行う。
鬼門・方位・気の流れを考慮することで災害や事故の発生を無くす事が出来るらしい。
水回り、窓、出入口、事務所、応接室など、2001年のタイ進出時は第一に「地道な努力が実を結ぶ」、
第二に「協調性と労使」を中心に配置した。
ちなみに2011年に出したベトナム工場は「几帳面と信用」を基調としている。
思えば、従業員のストライキが日常茶飯事であるタイ国において、弊社タイ工場では創業から
20年の間に一度だけ一部の部門でミニストライキがあっただけ。
水害の際も、従業員は高い協調性でお互いに助け合い、今に至っている。
創業以来、タイ工場を日本人幹部ととも支えてきてくれた当時20代から30代のタイ人従業員も、
今や40代以上。そこで今回の風水では彼ら「従業員の健康」を第一とした。
「斬新なアイデア」というキーワードも加えようかと思ったが、自由な発想が得意なタイ人
従業員は、常に斬新すぎるアイデアを競って出してくれているので取りやめた。
当初の設計と大きく変えたのは浄化槽とトイレの位置である。
福田組様にはご迷惑をお掛けしたにも関わらず、要望通りの工場が完成した。
トイレはガラスブロック仕様で自然光をふんだんに取り入れ明るく清潔に。
新型コロナウイルスの脅威の中、約500人の従業員が誰一人としも感染していないのも、福田組様と
方位のおかげかもしれない。