2023/10　複雑形状の省人化がコンセプトの新規２ラインの紹介

この度、新潟工場では趣向を凝らせた新規の２ラインを立ち上げさせていただきました。

①薄肉のフェライト配管をほぼ無人で加工するライン

カイセでは初めて二台のロボットが連結し作業を行うラインになります。（ダブルドラゴンｗ）

加工制約が大きい薄肉のフェライト管に対して、電気的、物理的なポカヨケを多彩に盛り込んで、
適切な加工秒数、高品質を実現するために、金型/治工具の工夫も多く入っており、数種の新しい
コーティングを採用させていただきました。

②短尺複雑形状に対する自動設備

短尺のかたーいSUSパイプの中に両側で多くのパンチングを施す加工難易度が高いお仕事です。

今回の製品は、今まで培ってきた多段加工端末加工機「リボルバー端末」での塑性加工技術と共に、
新しい取り組みとしてＡＩを用いた外観検査機を立ち上げさせていただき、全数外観確認を行い、
ついでに寸法も全数確認です。

カイセがＡＩｗｗｗ　カイセのくせに生意気だｗ
と思われるかもしれませんが、頑張って立ち上げ、今のところとても優秀にございます。

上記２案件共に長くお世話になっているお客様から、規模が大きく、また成長が見込まれる分野の
ポイントとなる製品をお任せいただけ、本当に有難く思っております。

形状/品質/コストレベル/納期/立上げＬＴ、、、、
全てのお客様の御要求がカイセのコアコンピタンスを磨いてくださいます。

この様なお話を頂き、また、ご依頼いただける事に感謝しております。
今後もこのようなお仕事をさせていただけますよう、皆で頑張って行きたいと思います！！