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神秘の山 バーデン山
ホーチミン中心市からおよそ100km以上離れたタイニン省にそびえるバーデン山。
観光地としてあまり海外に知られていない標高986メートルの南部ベトナムで最も高いこの山は、霧と光が織りなす幻想的な舞台です。
夜のライトアップが綺麗と聞いていたので、夕方から登ろうと思っていたのですが、昼過から行動開始!中腹には寺院も点在し、険しい道を登る代わりにロープウェーで山頂へ向かうとまるで霧に吸い込まれるように天空へ運ばれていきました。
頂上は広大で、展示館や灯篭流し、霧に包まれた光のショーや映像イベントなど、多彩な催しが散りばめられています。すべてを見て回り体験しようとすれば、丸一日あっても足りないほどでした。
何も見えなくなるほど濃い霧が一瞬で立ち込めたかと思うと、次の瞬間スッと晴れ視界が開け、その神秘的な変化は、かつて訪れた北部の山岳地帯サパによく似ていました。
バデン山には仏舎利が安置されており、世界80か国以上の仏教徒が集まる場所でもあり、巡礼先という魅力に満ちた場所だったのです。
因みにここからホーチミンまでは、ビングループの電気自動車で戻りました。この電気自動車は300Kmは走るとのことで、代金は通常のタクシーより安価でした。